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  • ニュースホーチミン
  • 2023/06/30

日本型品質管理研修開講式とホーチミン日本商工会議所との連携に係る覚書署名式を行いました

 6月28日(水)、ベトナム日本人材開発インスティチュート(VJCCインスティチュート)ホーチミン校は、三谷産業株式会社の寄付講座である日本型品質管理研修の開講式を行いました。また合わせて、ホーチミン日本商工会議所(JCCH)とVJCCインスティチュートの相互連携に係る覚書の署名式を実施いたしました。
 VJCCインスティチュートの所属する外国貿易大学は、2018年に三谷産業株式会社と包括的な協力関係に関する覚書を締結しており、その一環として2021年にハノイのVJCCインスティチュートにて、第1回の日本型品質管理研修をオンラインで実施いたしました。今回は第2回目の研修としてホーチミンにて対面形式で実施され、ベトナム企業の経営層及び品質管理に携わる管理職、現場責任者など24名が6カ月にわたり参加します。また、本研修は日越外交関係樹立50周年事業にも認定されています。
 式典には来賓として、在ホーチミン日本国総領事館小野益央総領事、JCCH企業交流委員会委員長を務められるゼンショーベトナム平田智有社長、JCCH上田真也事務局長ほか、三谷産業株式会社より尾田順一顧問、三浦秀平取締役、ベトナム子会社Aureole Expert Integrators Inc. の米澤 寛之社長、木下浩之取締役、そして日本科学技術連盟から押村征二郎評議員にご参加いただきました。また南部経営塾クラブの代表として、会長であるTuong Lai Co,. Ltdのチュオン・クォック・クオンCEO、副会長であるGreen Sun Corporation JSCのダン・バオ・フアンCEOにも参加いただきました。
 式典の開始にあたり、VJCCインスティチュートのグエン・ティ・ヒエン所長より、三谷産業株式会社、JCCHをはじめとする関係者のご協力に深い感謝を述べるとともに、VJCCインスティチュートとして今後も連携の発展に取り組むことをお話しました。

開会の挨拶を行うヒエン所長

 そして本研修についてご紹介された三谷産業三浦秀平取締役は、2021年に実施した第1回の研修の成果を踏まえ、第2回の開講に至ったことについて謝意を述べられるとともに、日本企業の強みであり、歴史的な蓄積のある品質管理の知識・技術をベトナム企業に普及する、本研修の意義についてお話されました。

研修での学びを参加者が実践し、各社の発展に活かすことについて期待を述べる三浦取締役

 続いてJCCHとの署名式では、VJCCインスティチュートのヒエン所長とJCCH企業交流委員会の平田委員長が登壇し、ビジネス交流など日越企業双方に資する両者の今後の連携促進について覚書を締結しました。

連携の覚書を取り交わすヒエン所長と平田企業交流委員長

 その後在ホーチミン日本国総領事館小野益央総領事から、本研修の開講について祝辞をいただきました。そして日越の良好な関係を背景に日本からの投資意欲は高い一方で、ベトナム企業の品質管理が協業における課題の1つであることに触れ、日本型品質管理を学ぶベトナム企業に対する日本企業のニーズと期待の高さについて言及されました。

研修後の日越企業の連携に対する期待を述べる小野総領事

 最後に閉会の挨拶として、VJCCホーチミンのトー・ビン・ミン支所長が式典参加者に改めて感謝を述べ、式典を締めくくりました。

閉会の挨拶を行うVJCCホーチミンのミン支所長

 VJCCインスティチュートは、今後も日越企業を繋ぎ両国の経済発展に貢献するプラットフォームとして、人材育成やビジネス交流の機会を提供していきます。

式典参加者による記念撮影

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