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  • ニュースハノイ
  • 2021/07/16

2021年 ベトナム日本人材開発インスティチュート 日本式国際経営学士課程ビジネスプランニングコンテスト最終選考会

本年7月15日、ベトナム日本人材開発インスティチュート(VJCC)は、2018年以降、関東学院大学(KGU)経営学部の支援を受けて実施してきた、日本式国際経営学士課程(JIB)の1年生と2年生を対象とする、ビジネスプランニングコンテストの最終選考会を開催しました。本コンテストは、JIBの1年次と2年次の必須科目、ビジネスモデルの作成を学ぶV-Biz 1とV-Biz 2のコースワークの中で、その成果を発表し外国貿易大学(FTU)・VJCCとKGUの講師他メンバーの評価を受けるものです。

写真1:開会式で挨拶するVJCCのグエン・チー・ヒエン所長

最終選考会には、KGUから、学長顧問でV-bizコースの責任者である唐澤達也教授、講師の辻誠二教授や鈴木健三郎教授他がオンラインで参加しました。FTU側からは、ブイ・アイン・トゥアン学長、ファム・トゥ・フオン副学長、JIBで教える講師や官房幹部が参加。VJCCからグエン・チー・ヒエン所長、唐澤雅幸VJCCプロジェクト・チーフ・アドバイザー他が参加しました。

写真2: 歓迎の挨拶をするFTUのブイ・アイン・トゥアン学長

V-biz 2(2年生)の ビジネスプランニングコンテストの最終選考会では、花王ベトナムからファン・チュー・タオ人材開発担当シニアマネージャーにもオンライン参加頂き、学生達の成果発表に対するコメントや評価を頂きました。花王ベトナムからは、これまでもV-Bizコースワークでの、ビジネスプラニングに係る課題を提供頂いていますが、今回は、学生達によるビジネスプラン作成過程で、タオ氏から「2025年までにオンライン売上を2,000億VNDにするためのソリューション構築」の課題と併せ、同社製品等に係る情報やビジネスプラン作成に係るアドバイスを頂きました。

写真3:学生達の成果発表に対しコメントするFTUとVJCC の審査員

COVID-19の感染拡大により、KGUの講師の方々が、当地でJIBのコースワークに参加することができない状況が続いていますが、今回のコンペティションでは、JIBの学生達の努力と、オンラインを駆使したKGU及びFTU・VJCCの講師のサポートにより、非常に高い質のビジネスプランが数多く作成されました。最終選考会では、その中でも優秀なチームが、V-Biz1(1年生)では5チーム、V-Biz2(2年生)では4チームが選ばれてオンラインプレゼンテーションに臨みました。

写真4:学生達のプレゼンテーションの様子

写真5:学生達の成果発表に対しコメントするFTUとVJCC の審査員。

V-Biz1が求めた新しいビジネスプランの提示については、子どもたちがよりおいしく、楽しく食事ができ、それによって健康が増進されるように、安全できれいな素材、人目を引くかわいいデザインのお弁当を提供するアイデアにより、商品名Qboxが最も優れたプランを提示したグループと評価されました。
V-Biz 2の花王ベトナムから提供された課題の解決については、最も優れた実用的なアイデアを提示したグループとして花王の二つの商品について、ブラント・品質をアピールし、既存の店舗や人材育成、持続可能性にも配慮したデジタルマーケッティングィング戦略を提案したK’LEVERグループが選ばれました。

写真6:優勝チーム代表によるスピーチ

COVID-19の感染拡大により、VJCC会場での参加は、FTU・VJCCの講師・職員に限られましたが、オンライン参加した学生達の素晴らしいパフォーマンスと、KGU、花王ベトナム、FTU・VJCC関係者との充実した議論により、今次ビジネスプランコンテスト最終選考会は成功裡に終了いたしました。
最終選考会参加者は、コンテストを含むV-Bizのコースワークにより、学生達が創造性やチームワークの精神を育み、より実践的な知識を習得できたと確信しています。

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