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  • ニュースハノイホーチミン
  • 2021/08/18

経営塾クラブがチャリティオークションを開催しました(コロナで苦しむベトナムコミュニティへの支援活動の一環)。

2021年8月14日(土曜日)、ベトナム日本人材開発インスティチュート(VJCC)が実施している「経営塾」[1]で学んだ研修生で組織されている同窓会組織、「経営塾クラブ」[2]が主催し、オンラインでのチャリティ・オークションが開催されました。

出品された品物の目玉商品は、経営塾生たちに大変人気のある、山本亘苗(やまもとのぶたね)講師(元パナソニック常務役員)が出品した座布団で、同講師が2019年に経営塾10周年記念式典に参加するため来越した際、塾生たちに残したサイン入りのものです(これは同講師の講義の中で欠かせない、同講師の特技として披露される座布団まわしの芸の重要な小道具となっています)。これに加え、同講師の奥様のコレクションの中から上品な陶器でできた香合が合わせて約35万円で落札され、大いに盛り上がりを見せました。

                 今回出品された山本講師の愛用の座布団

落札したのは、ハノイに拠点を置く送変電施設や配電線・通信線敷設用等の鉄骨・柱梁材等の製造を行う企業を経営する塾生でした。最後まで参加者同士で、落札価格が上昇し、最後は2者間の一騎打ちとなりましたが、最終的に上記塾生が無事落札する運びとなりました。

         特技の座布団まわしを披露する山本講師の動画を懐かしそうに見つめる塾生たち

この日は結局、落札するしないに関わらず、経営塾クラブならびにVJCCから合計約240万円ほどの寄付金が集まり、それは今も増え続けています。

この未曾有の危機であるコロナウィルスで苦しむベトナム社会に少しでも役立てたいと、各参加者の心のこもった寄付金が今後、病院や、医薬品、人工呼吸器の購入、流行地域に対する支援、困窮する学生たちへの支援等に使われる予定となっています。

VJCCと経営塾クラブは今後も様々な形で、コミュニティへの社会還元活動を推進していく予定です。

 

           集まった寄付金は、早速人工呼吸器を購入する資金として活用されました。

[1]経営塾:VJCCが実施するベトナム企業経営者・幹部に対して、企業経営に必要な実践的な知識を、約10ヶ月かけて学ぶ、体系的な研修制度。自らの力で課題を見つけ、解決策を考え、実践する力を養成することを目的としており、講義の他、ベトナムの事例を題材にしたグループディスカッション、企業訪問など多角的に学べる環境が提供される。講師は主にビジネス経験豊富な日本人の専門家であり、講義やコンサルティングを通じ、経営者の使命や企業の社会的責任含む日本式経営についても教えている。現在ハノイ / ホーチミン / ハイフォンで開講されている。

[2]経営塾クラブ:経営塾を修了した企業は、経営塾の同窓会組織「経営塾クラブ」のメンバーとなる。クラブメンバーの価値を高めることと情報共有を目的として、自主的に「経営塾フォローアップセミナー」を開催するなど、活発に活動を展開。同クラブ企業の内訳は、機械、電子部品、プラスチック製品、鉄鋼製品セメント、食料品製造等の製造業者が過半数を占める(20216月現在、在講生含み757名、495社が在籍)。

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