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  • ニュースホーチミン
  • 2021/05/12

VJCC日本語コース受講者が、スピーチコンテストで第3位を受賞しました!

2021年4月17日(土)に「第4回ベトナム日本語作文スピーチコンテスト」が開催されました。

本コンテストは、広島大学ベトナムセンター、公益財団法人小丸交通財団及びベトナム国家大学ホーチミン市校人文社会科学大学(日本学学部)の共同主催により、「交通」をテーマとして、2017年から開催されています。例年は、広島大学ベトナムセンターが設置されているホーチミン市のベトナム国家大学ホーチミン市校で開催していますが、今回は新型コロナウイルス感染拡大の影響により、福山通運株式会社本社と、ベトナム国家大学ホーチミン市校をオンラインで結び、開催されました。ベトナム南部地域12大学から応募のあった101編の中から計45編が推薦され、その中から12編を本選出場作品として選出、その作者がコンテストに出場しました。

そのうちの一人、今回のスピーチコンテストで見事第3位に輝いたのが、Huỳnh Thành Phát (フイン・タン・ファット)さんです。

スピーチを披露するファットさん

授賞式の様子

賞状と副賞の授与

ファットさんは、VJCCホーチミンが開催している日本語クラスに2018年から参加しています。VJCCの日本語クラスに学びながら順調に、日本語能力検定3級、2級を取得、そして今年の7月には1級試験にチャレンジする予定です。

今回は、ファットさんにこれまでの日本語学習について、また今回のコンテスト受賞について等をインタビューでお聞きしました。

インタビューに回答するファットさん

 

<VJCC>「ファットさん、今回の「第4回ベトナム日本語作文スピーチコンテスト」第3位受賞おめでとうございます」

<ファットさん>「ありがとうございます」

<VJCC>「まず、ファットさんが参加されたVJCCの日本語コースについて、全て教えて下さい。いつからいつまで、何のコースに参加されたのですか?」

<ファットさん>「2018年9月から3か月間、日本語能力検定3級(N3)対策コースに参加しました。その後、2019年2月から11月まで、同検定2級(N2)対策コースに参加し、2020年4月から11月まで、同検定1級(N1)対策コースに参加しました。そして今年の7月には1級試験にチャレンジする予定です。」

<VJCC>「どうして、VJCCの日本語コースに参加したいと思ったのですか?」

<ファットさん>VJCCの日本語教育は大変評判が高いからです。」

<VJCC>「VJCCの日本語コースに参加して良かった点は何ですか?」

<ファットさん>「VJCCの日本語コースでは、日本語能力検定試験の対策のみならず、正しい日本語の使い分けや使い方をしっかり教えてくれるのが良い点だと思います。」

<VJCC>「VJCCの日本語コースについて、改善点があれば教えて下さい。また、こういうコースがあればいいな、といったご提言もあればお願いいたします。」

<ファットさん>「現在、日本からのビジネス投資の上昇に伴い、ベトナム人学生にとってビジネス現場における日本語会話能力のニーズがますます高まっています。今後、VJCCがビジネスで使える日本語(特に会話について)に関するコースをもっと増やしてくれれば参加する方がたくさんいらっしゃると思います。」

<VJCC>「今回3位を取られた日本語スピーチコンテストについて教えて下さい。なぜ参加しようと思ったのですか?また、参加してどうでしたか?今回のスピーチテーマについても簡単に教えて下さい。」

<ファットさん>「日本語スピーチコンテストは、僕たち日本語を勉強している学生にとって、勉強した知識を活用し成果を発表できる大変いい場だと認識しています。そのために参加を決めました。初めてこのような大規模コンテストに参加して緊張しましたが、自分の心の声や意見を多くの人に伝えられたのは最高だったと思います。発表したテーマは、『私たちが作る ベトナムの交通文化』でした。ベトナムの交通文化を向上させ、経済を発達させる役割は若者の肩にかかっている、中でも、幅広い知識を持つ私たち文科系の学生のです。なぜかというと、今のベトナムに必要なのは技術力以上に、幅広い視野に立った判断力だと思うからです。そうした理由で、役に立つ生活文化を受け入れ、正しく判断し、それらを広げていく義務を私たち文科系の学生達が担っていると思います。そうしたメッセージを今回のスピーチコンテストで披露させて頂きました。」

<VJCC>「なるほど。大変面白い視点ですね。ところで、ファットさんは、今後日本語について、ご自身のキャリアにどのように活かしていきたいと考えていますか?」

<ファットさん>「私は現在、日本語とIT(情報技術)を同時に学んでいます。将来はITの懸け橋(Bridge system engineer)として、日本語も活用しつつ、日越両国の関係向上のため、また、両国間の懸け橋として勉強した知識を活かして貢献していきたいと考えています。」

<VJCC>「お忙しいところ、ご協力どうもありがとうございました。これからも日本語能力を活かして、日越両国のためにご尽力頂けると幸いです。ファットさんの輝かしい未来を我々も心から応援しています。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。」

<ファットさん>「ありがとうございます。」

VJCCでは、今後も私たちの日本語クラスで学んだ方たちが、その後の人生に日本語能力を活かし、それぞれの夢を叶えていってくれることを心から応援しています。

 

 

※最新の日本語コースの開催については、こちらをご参照下さい。https://www.vjcchcmc.org.vn/ja/course-category/japanese/

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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